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いでたち通信は点字に翻訳し視覚障害者に配布されています。 | |
1 | 俳句と短歌 | 馬場 威力 |
俳句はご存知のように、五音、七音、五音の十七音で表現し、その中に季節を示す言葉を入れます。 例えば、初メニュー 切り方ミスし 妻笑う たけお 短歌は五音、七音、五音、七音、七音の三十一音で表現します。 この度、東洋大学が選んだ「現代学生百人一首」の中に、八王子盲学校高校三年生の すずき さや さんのもので、朝日新聞にも掲載されました。(鈴木さんの短歌は著作権のため、点字版以外には転載できません。ご興味のある方は1月15日付け朝日新聞の天声人語をごらんください) | ||
2 | ぶりのゆず風味蒸し | 畠山 工 |
ぶりは成長とともに名が変わる出世魚。太平洋側では、わかし、いなだ、わらさ、ぶりと名が変わり、日本海側では、ふくらぎ、いなだ、ハマチ、ぶりと名が変わる。さらに関西では、つばす、ハマチ、めじろ、ぶりと呼ばれる。 素材分量4人前、 ぶり切り身4切れ・1切れ100グラム、しめじ1パック、 昆布5センチ4枚、ゆず2分の1個、 醤油大さじ5、酒大さじ2、 しょうが汁小さじ1、 1、ぶりは厚さ1センチのそぎ切りにして平らな容器などに並べ、醤油大さじ3、しょうが汁小さじ1をかけて途中で2回位上下を返しながら30分位置く。 2、昆布はぬれふきんで表面を拭き、ボールに入れ酒大さじ2と水大さじ2をふって20分位置く。 3、シメジは根元を切り落とし、小房に分けボールに入れ、醤油大さじ2をふっておく。ゆずは厚さ5ミリの半月型に切り、種を取り除く。 4、耐熱皿を4つ用意し、昆布を底に敷いて汁気を軽くきったぶりとゆずを交互に並べ、シメジを添えて昆布のつけ汁を均等にかけ、ラップをする。 5、電子レンジに入れ、1つの耐熱皿に対して3分位加熱して出来上がり。 (季節のおかずですから、エネルギーなどそれぞれの要素はとても少ないお惣菜です。まあ味わってください。 蛋白質330キロカロリー、脂質18グラム、ビタミンA、E、B1、B2、Cそれぞれ少量、食物繊維3.3グラム 馬場 威力) | ||
3 | 一句拝見 (いでたち 12月いろは句会より) | |
読経や 山茶花今が 花盛り 加藤 孝二 霜囲い 蘇鉄の青を 覗かせて 斎藤 準之助 寒桜 白髪の人達 集めおり 近藤 淳 そぞろ寒 泪見せたる 土井党首 宗像 普 咳すれば 川辺飛び立つ 鳩の群れ 成田 真啓 さくら鍋 江戸っ子言葉 懐かしく 中里 武子 | ||
4 | 編集後記 | 井上 進 |
年末年始は暖かだったのですが、この後は寒い日が続いています。私事ですが家内が風邪を引き4日ばかり寝込まれ、代わりに主婦をやりました。洗濯は洗濯機に任せ、掃除はサボればいいのですが、3度の食事は欠かせません。たいしたものを作るわけではないのですが、朝が終われば昼、昼が終われば夜は何にしようと気が抜けません。合間を見て買い物へと、自分の予定がズタズタにされてしまい、ぼやいてばかり。しかし考えてみると主婦はその生活ををずっとしてきているのですね。その苦労がよくわかりました。 栄区社会福祉協議会が移転します。移転先は区役所の向い側にある第2駐車場です。現在の事務所は3月26日で閉鎖し、新事務所は3月29日にオープンするそうです。 |
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