いでたち通信は点字に翻訳し、視覚障害者に配布されています。
 
  
 

 1.老いても元気な迷える子羊の同窓会           田中 隆好

  今年の8月上旬に高校時代の同級生A君から関東地区同窓会開催の案内状が届き、9月12日に横浜で開催するとのことです。主旨は75歳となり後期高齢者の仲間入りをする節目の年なので集まろうとのことです。私達は太平洋戦争最中の昭和18年の未年生まれです。参加者は高校が関西のため関東在住者が少なく10名のミニ同窓会です。
 当日は昼前に集合し、みなとみらい地区が展望できるビルのレストランでのランチコースです。まずは元気で後期高齢者の仲間入りをすることを祝して全員で乾杯し、その後食事です。食事をしながら高校時代の記念写真(古い写真の拡大コピー版)を見ながらの談笑ですが、学校祭の仮装行列写真はクラス全員(男子)が原始人の裸姿であったため大笑いになり盛り上がりました。3時間の楽しい食事・談笑の時間はあっという間に終わり、次回の再会を約束して散会となりました。散会後は有志でみなとみらい21地区に係留されている初代練習船「帆船日本丸(にっぽんまる)」の船内見学をして解散しました。
 
同窓会に出席した同級生達は75歳かと疑う程の元気な姿で現れましたが、皆をよくよく観察すればその若さには差が見受けられました。その差は健康の度合よりも活力(生命力)の違いが大きく影響していると思いました。若さの源である活力の源泉は、聖路加病院の故日野原重明先生の語録「75歳すぎてから第3の人生が始まる。今までしたことのないことをやってみよう」(平成12年9月「新老人の会」発足式の挨拶)にあるものと思います。私はこれを心の糧として失敗を恐れず努力をして行きたいと思います。
 (追伸)私は今迄市内旭区のボランティア団体で点字図書館の蔵書の点訳活動を10年間してきましたが、地元の皆様とご一緒にボランティア活動を致したく今年9月にいでたちに入会させて頂きました。微力ではありますが頑張りますので宜しくお願い申し上げます。


 2.鶏おかかの玉子かけご飯                いでたろう

 材料二人分 鶏ひき肉150グラム、梅干し3個、酒大匙2、みりん大匙2、しょうゆ大匙2、かつお節5グラム、青ねぎ(小口切り)半本、ご飯適量、玉子2個、しょうゆ適量、油適量 1.フライパンでかつお節を中火で煎り、香りが出たら取り出し、手でほぐす、梅干しは種を取り出し、果肉をペースト状にする。
 2.鶏ひき肉、酒、みりん、しょうゆを混ぜ、油をいれた中火で熱したフライパンに入れ、火を通し煮汁がなくなったら、梅干しを入れ、火を止める。青ねぎ、かつお節を混ぜる。 3.ご飯としょうゆをしっかりと混ぜる。別な器で卵を溶き、ご飯にかけ、鶏おかかを混ぜながら食べる。
 ポイント 朝日放送テレビのレシピです。かつお節の香り出し、事前にご飯としょうゆを混ぜる、がポイントです。


 3.思いつくままの走り書き -不ぞろいな質問      中村 斉

 それこそ思いつくままにいくつかの質問を記します。お答えは正解不正解ではなく、ちょっと考えてみてください、という程度の問いです。
 ①日頃テレビを楽しんでいますか。 
 ②テレビを楽しむときに画面と正対していますか。画面は見ないで音だけ聞いていますか。
 ③テレビの音声のほかに副音声または解説音声の電波が副えてある番組があることをご存知ですか。
④次の番組には副音声の電波が流れているのですが、それをお聞きになっていますか。 NHK朝のテレビ小説、新婚さんいらっしゃい、笑点、大河ドラマ。
 ⑤副音声を聞いていない方に聞かない理由をお尋ねします。 
  1.副音声の聴き方が解らないから
  2.副音声は邪魔だから
  3.副音声の予約は出来ないから
  4.副音声のある番組が解らないから

  晴眼の方にお尋ねします。
  1.副音声は邪魔です。
  2.邪魔にはならない

 ⑥最後の質問です。副音声を流すことに意味のある番組は、副音声を流すことを基本にして不用の場合消していただく、という方式に賛成されますか。

 
4.編集後記                       菊地 賢三

 卓球の福原愛ちゃんの引退の記者会見は凄かったですね。子供の頃、カメラマンさんは肩からカメラが生えていると思った、音声さんはファッションでヘッドホーンを付け、武器(マイク)を持っている、と思っていたそうです。最後にお願いとして取材に来ていた方々と一緒に記念写真を撮りたいと言いました。取材カメラマンが有名な取材対象者と一緒に記念写真なんて一生の思い出でしょうね。


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