いでたち通信は点字に翻訳し、視覚障害者に配布されています。
 
  
 

1.栄区防災計画(素案)について                   林 眞

いずれ必ず来ると言われている大震災への対応については井上さんや丸山さんがこれまでいでたち通信189号・194号・199号・205号・217号で記事を書いておられます。栄区では横浜市防災計画改訂を受けてこのたび、栄区防災計画(素案)を発表しました。素案は1216日に公開され、区役所や地区センター、ホームページで閲覧可能です。そしてこの1月15日まで広く区民の意見を求めていますので興味のある方は区役所1階総合案内に問い合わせてみてください。
特にお知らせしておきたいことのひとつは、栄区役所が作成・保管する要援護者名簿の対象者の4番目は「視覚障害者、聴覚障害者及び肢体不自由者のうち、身体障害者手帳1〜3級の交付を受けている者」となっていること、もう一つはいでたち通信194号に丸山さんが書かれた「要援護者の事前把握方法」の、1手上げ方式、2同意方式に加え、今回3情報共有方式が正式に記載されていることです。この情報共有方式とは「区役所から対象者へ、地域の防災組織に提供する名簿への登録についての事前通知を行い、拒否の意思表示がない限り、個人情報(名簿)を提供する方式」とのことです。そしてこれらの事前把握などは自治会や町内会の自主防災組織を通して主に行われるとのことですので、皆様には町内会や自治会への加入とそこを通しての色々な情報収集をお願いいたします。
 
そして、今一度、前述のいでたち通信の防災関係バックナンバー記事を読みかえされてはいかがでしょうか。  

 

2.えびときのこの混ぜご飯                     畠山 工

素材分量2人分、 
むきえび60グラム、しめじ3分の1パック、グリーンアスパラガス2本、かための温かいご飯2杯分、バター10グラム、塩少々、こしょう少々、サラダ油大さじ半分、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1
(1)むきえびは、塩とこしょうを振っておく。
(2)しめじは、根元を切ってほぐす。アスパラガスは根元を切り、はかまを取って1センチの長さに切る。
(3)フライパンに、サラダ油を中火で熱し、えび、しめじ、アスパラガスの順に入れて炒める。
(4)野菜がしんなりしてきたら、しょうゆと酒を加えて調味する。
(5)バターを加え、溶けたらご飯を加えて全体を混ぜる。

エネルギー367キロカロリー、 塩分2.0グラム 

3.「思いつくままの走り書き」第131号−ヘルプしてくんない?−  中村 斉

 近頃視覚障害者にとって、気になるけれど、本当のところは解っていないものの一つが「ゆるキャラ」。一体、二体のうちは「あれが熊もん、奈良のマスコットはせんとくん」「なるほど上手な名前の付け方だ。」「彦根の ひこにゃん は人気があるね」などと会話が成立していたが、われもわれもとキャラが登場。外国からの参加もあって2013年のグランプリには、300を軽く超えるキャラクターがエントリーしたそうだ。
 こうなると、何が何やらごっちゃになりまして、わてほんまに よいわんわ、状態となりました。どのキャラが、どんな動きをしてパフォーマンスしているのかなどはまったくわからない、と嘆いていたら「それでいいんだ、日本には昔から八百万(やお よろず)の神々がいるが、どなたが何の神なのかわからなくても、ただ「ありがたや」、と感じるのと同じさ。とは、ネットの情報。
 なるほど、ゆるキャラにはハッピー感が漂う。大胆なお言葉。その情報はいただきます。でも、どなたか「ゆるキャラ評論」をしてくれる勇気のある人を待望している私だ。ついでに「いっこく堂の遅延腹話術とゴールデンボンバーズのエアー演奏の面白さ」伝えてほしい。「どなたかヘルプしてくんない?」


   4.少しヘルプしてみました                   石戸谷 和久

 ゴールデンボンバーは昔でいうところのロックバンドの系統4人組の歌い手のようです。彼らの歌にも興味が持てませんが、ネットで調べたところでは、しゃべっている中身も全く何を言っているのか、わからない連中でした。エアーと云う言葉には演奏するふりをするという使い方があるようで、ロックバンドなどで別の人間が演奏しているギターに合わせて、手ぶらでド派手なアクションで演奏するふりをしてみせるなどの事例があるようです。ゴールデンボンバーでも舞台裏で彼らの演奏のまねに合わせてギターを弾く裏方がいるそうです。私としてはゴールデンボンバーの歌も会話も、彼らの顔ももう接することはかんべんしてもらいます。
 いっこく堂の遅延腹話術は、彼が珍しく口を動かして話をしているのに音声は口の動きより少し遅れて出てくるという技の様です。
 以上、きちんとした資料が出てきたわけではありませんが、周辺情報を捜しているうちにこの程度の事だろうと見えてきたことをご報告します。


   5.編集後記                           菊地 賢三

 昨年の大きなニュースに五輪、パラリンピックの東京開催、富士山の世界文化遺産登録とともに、和食の無形文化遺産登録と言うのもありました。何となくピンと来ないので、調べてみると、最初は懐石料理を能や歌舞伎の様に登録しようとしたが、無理とわかり、日本の家庭料理などを、日本の食文化の、季節に合わせた食材や、健康面、行事との関わり、儀礼(いただきます、など)などを特徴として登録したということでした。フランス美食術、メキシコ伝統料理、地中海料理、トルコのケシケキが登録されていて、今回和食のほかに韓国のキムチ作りなど4件が登録されたということです。登録の技術がいるのですね。少し納得しました。


 
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