いでたち通信は点字に翻訳し、視覚障害者に配布されています。


1. 栄区セーフコミュニティって何  丸山 弘人
 栄区が105日に、世界保健機関協働センターから認証される、セーフコミュニティをご存知ですか。これは、事故やけがは原因を究明することで予防できるという理念のもと、地域と行政が協働で、安全、安心なまちづくり活動を継続的に行う地域社会のことです。栄区では、区役所、連合町内会、警察、消防署、医師会、薬剤師会、社会福祉協議会、民生委員、児童委員等が推進協議会を立ち上げ、こどもの笑顔あふれるコミュニティをめざして をスローガンに、災害安全、交通安全、子ども安全、高齢者安全、スポーツ余暇安全、暴力虐待予防、自殺予防、障害サーベイランスの8分野で、事業計画を作成し、実施することになりました。
 
障害サーベイランスとは、致命的な事故やけがは、その原因を究明することで予防できるという考えに基づき、既存のデータ活用や独自の調査を行い、それぞれの活動の効果を、客観的に評価する仕組みで、セーフコミュニティでは特に重要視されています。私たちの安全、安心は、人に支えられる地域コミュニティにあると考え、この輪をさらに広げることにより、こどもたち一人ひとりの成長を、地域全体で温かく見守ろうというものです。
 
しかしながら、残念なことに障碍者は、直接にはここに登場していません。推進協議会のメンバーにも、8分野のテーマにも入っていません。では、どのようにして協働に参加していけばよいのでしょうか。こどもから大人まで全世代の障碍者の安全、安心なまちづくり活動への声は、どうやって拾い集めて、予防しようとしているのでしょうか。あるいは、障碍者へのセーフティネットは、既に張り巡らされていると判断して、今回のセーフコミュニティでは、障碍者は対象から外されているのですかね。非常に疑問を感じました。
2. いかと野菜の豆板醤炒め 畠山 工

素材分量4人分、 
するめいか1枚、ピーマン3個、生しいたけ4枚、ねぎ10センチ、しょうが1片、サラダ油大さじ2、片栗粉大さじ2、みりん大さじ2、酢大さじ1、しょうゆ大さじ2、豆板醤適量 
(1)ピーマンは一口大に切り、生しいたけはそぎ切りにする。 
(2)ねぎは1センチ幅に切り、しょうがはみじん切りにする。 
(3)片栗粉大さじ1杯半、みりん、しょうゆ、酢、豆板醤、水大さじ2を混ぜ合わせ、合わせ調味料を作る。 
(4)いかは胴の部分に、斜め格子に切り込みを入れ、ひと口大に切って片栗粉をまぶし、熱湯でサッとゆでる。 
(5)中華鍋にサラダ油を熱し、ねぎ、しょうがを炒め、いい香りがしたらピーマン、生しいたけ、いかの順に炒める。 
(6)合わせ調味料を混ぜながら加え、炒め合わせる。
エネルギー146キロカロリー、 塩分2グラム

3. 思いつくままの走り書き」128回−地震 雷 火事 竜巻き− 中村 斉

 ふた昔も前なら、怖いものの代表は、地震 雷 火事 おやじだった。その後バブルのはじけるのとほぼ時を同じくして、オヤジも精魂尽きたようである。地震 雷 火事の三大恐怖に最近は台風 竜巻きなどが登場した。軟弱な男子はゴキブリにさえ大きな顔をさせているのは情けない極みだ。 
 今年は、洪水 竜巻き等が猛威をふるった。このような自然災害への備えの不足を感じている。幸い水害の被害を私達は経験せずに齢をかさねたが、地震に備えると同じように、取り組む必要を感じている。知識だけではだめだとはいうものの、気象庁が発表するさまざまな情報を理解し、自分の身の処し方を考えなければなるまい。ところで、今年は集中豪雨、台風の当たり年。916日に上陸した18号台風をピークに、前後2週間位に渉って全国的に水害で命を落とされた方も多く、交通に関しても多くの被害があった。さらに竜巻きも日常的に発生しているのは何とも怖い話だ。ところで雨・風・雷に対して私達はどう対処したらよいのか、お考えになったことがおありでしょうか。気象庁から発表される警報、注意報などをどう受け止めているでしょうか。雷だったら蚊帳に入ってお線香をつけて「桑原桑原」と唱えたこともあったが、今はそんな時代ではあるまい。竜巻き警報が出たら動画が撮れるカメラでねらいますか。その覚悟が定まっているならそれも良いのかも知れないが、先ずは身を守る為の行動を起こすのが順当だろう。竜巻きの時にはガラス窓から離れなさいというコメントをお聞きになって対応しましたか。家の中で竜巻きに対してどこに居ることがベストなのか家族で、話し合ったことがおありでしょうか。私達はあまりに知らなすぎると反省しきりです。
 台風18号について言えば、日本に近づくにしたがって中心気圧が下がったことと進路予想が最悪でした。計画していた仙台への旅を前日の午前中にキャンセルしました。結果的には出発予定の時刻には自宅付近は横殴りの雨。この1点だけでもキャンセルしたことが正しかったといまでもおもいます。風水害について、栄防災ボラネットの方に知恵を授かろうか。遅まきながら・・・と思う今日この頃である。


4. 編集後記   菊地 賢三

 ここ数年春や秋はあるのかな、冬の後夏になりそしてすぐにまた冬になる、と友人が言う。確かにそんな感じもしますね。本当に気象が極端になったのか、家の断熱やエアコンが良くなったので外でそう感じることが多くなったのか、はてまたいつもの加齢化現象か。いづれにしろ、季節の変化がなめらかに感じなくなったら、体調のほうはなめらかに行くよう気をつけましょう。

 いでたちトップページへ             目次ページへ