1 点字ブロックなど(1) 馬場威力
 10月19日の某新聞の投書に「点字ブロック見やすい色を!」
 以前から考えていたことだが、最近の新旧のブロックは基本的におかしい。栄区役所から公会堂へ入る道のブロックも一部は色違い、弱視の方には見にくい灰色だ。桜木町駅前の新しいものは、確かに点字ブロックは付いているが、黄色い物は、ごく僅かで、大半は歩道と同じ色。もっとも、本郷台駅から栄区役所への歩道のブロックはかなり色あせてきて見にくい。確かに全盲者のガイドは出来るだろう、が、弱視の方には分りにくい、迷子になりそうな色だ。福祉の掛け声は威勢がよいものの、あちこちで見かけるおかしなブロックの色。このような問題点、私には分っても、どこへ意見具申してよいのか分らない。

2 鶏親子炒め 畠山工
 素材分量2人分
鶏むね肉1枚、卵2個、三つ葉適量
しょうゆ小さじ2、みりん小さじ2、塩適量、ごま油大さじ1、
(1)鶏肉は皮を取り除き、食べやすいように細切りにする。
(2)三つ葉は2センチ位の長さに切る。
(3)卵は割りほぐしておく。
(4)フライパンを熱してごま油を入れ、鶏肉を加えて火を通す。
(5)塩、しょうゆ、みりんをからめ、卵を加えて炒め合わせ、三つ葉を加える。卵の炒め加減は好みの硬さにする。
 エネルギー295キロカロリー、塩分1.5グラム

3 一句拝見(いでたち 10月いろは句会より)  
敬老日まだ老人になりきれず       こうじ
柿熟れて餓鬼大将の友偲ぶ        まさひろ
空蝉の二つ三つあり草の中        ひろし
案山子殿と並び古老や畑中に       じゅんのすけ
観音の句碑にまみえて落ち葉踏む    たけこ

「思いつくままの走り書き」 (30) −不思議な縁− 中村斉
 縁あってこの地に居を定め暮らす私達にとって、地域の歴史や文化を知ることは大切なことであろう。念願叶い光明寺の前ご住職北條祐勝様をお招きして、栄区の歴史を講じていただく。お人柄を感じさせる暖かさに時折りユーモアを交え、理解しやすく、たちまち2時間が過ぎる。「触ってみてください」と、講話の最後に、上郷猿田遺跡から出土した縄文中期の石の皿・杵・斧などの石器を取り出された。石器のズシリとした重さを感じる。柔らかな曲線を手のひらで撫でる。鋭利な刃に手をふれてみる。五千年以上前に現在の上郷高校辺りに居を構えた人々と時間と空間を越えた一瞬の出会いである。不思議な縁と思った。

健康メモ「骨の働き」 山口秀典
 [体を支える] 骨が身体をしっかり支えているために、人間は立って生活できるのです。
 [臓器の保護] 脳や内臓などの臓器が外部から直接衝撃を受けないように、骨が保護
しています。
 [カルシウムの貯蔵] 体内のカルシウムの99%が骨に蓄えられています。
骨は成長とともに20歳頃を最大に骨量が増え、その後、徐々に減少していきます。特に、女性はホルモンの関係で40歳代頃から急激に骨量が減少します。したがって、更年期の女性にとって骨量の減少を食い止めることは極めて重要です。
 骨を丈夫にするためには、食事(牛乳・魚など)で十分なカルシウムを取ることが大切です。ビタミンDや豆腐や納豆などの大豆製品と一緒に摂すると、カルシウムの吸収率がより高まります。同時に適度な運動をして骨に負荷をかけることも必要です。
 長い人生をいきいきと過ごすために自分の骨量を知り、その維持または増加させるよ
うに生活習慣を見直し、骨の健康を保ちましょう。
 
6 秋の一日を楽しみませんか。 井上進
 恒例の栄区民まつりが、11月18日(雨天のときは19日)に本郷台駅近くの柏陽高校で開かれます。ことしは区制20周年記念ということで、より華やかにフリーマーケットや模擬店、物産店それに音楽や踊りと多彩に繰り広げられます。
 そしてボランティア団体が集うボランティア村には「いでたち」も参加、ことしはSPコードを紹介します。SPコードが使われている印刷物の紹介と、参会者には一部にSPコード印刷したビラを配り、実際に読取り器で聞いていただこうという趣向です。何が聞こえるかは当日のお楽しみ。皆様の参加を心よりお待ちしています。

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いでたち通信は点字に翻訳し、視覚障害者に配布されています。