いでたち通信は点字に翻訳し、視覚障害者に配布されています。
G−30 馬場 威力(たけお
 今月から始まったG−30ですが、皆さんは、そのごみの分類方法がよく分かりましたか。私など、なにがなにやら分からずに、てんやわんやの毎日です。よく分類してゴミ箱に棄てる、という建前は分かるのですが、具体的には、書いてあるものが判断できないものや、ビン、缶などは綺麗に洗って出せと言われても、出来ないものが毎日あります。困ったものです。
  
鮭ときのこの炊き込みご飯 畠山 工(たくみ)
 素材分量2人分、
生鮭1切れ100グラム、しめじ2分の1パック60グラム、
まいたけ4分の1パック30グラム、生しいたけ2枚、
米1合半、いりごま適量、
しょうゆ大さじ2、みりん大さじ2、
酒大さじ2分の1、青じそ2枚、
(1)鮭は皮と骨を取り除き、2センチ長さのぶつ切りにして、熱湯にくぐらせ、霜降りにする。
(2)米は洗ってざるにあげて水を切っておく。
(3)しめじとまいたけは小房に分け、しいたけは軸を切り落として薄切りにする。
(4)炊飯器に米と調味料を入れ、1合半の目盛まで水を加える。鮭ときのこを加えて普通に炊く。
(5)炊き上がったらよく混ぜ合わせて器に盛り、いりごまをふりかけ、青じそのせん切りを飾る。

(馬場さんより一言)いつもそうですが、健康によいと世界的に評判の日本料理、その典型的なものでしょうね。ビタミンB2とビタミンDが豊富なきのこ類、そのビタミン類に加えて、たんぱく質がたくさん入っている鮭、これに、緑の野菜が加われば、言うことないかもしれません。
 
一句 拝見(いでたち いろは句会9月例会より)  
アメンボウ 止まりし水面(みのも) 静なり    碓井 秀夫(ひでお)
金木犀(きんもくせい)の 風にのりたる ピアノ曲  宗像 普(ひろし)
どの棚も 犇(ひし)めき合って 葡萄棚      加藤 孝二(こうじ)
夕静か 賑わい始む 虫時雨            馬場 威力(たけお)
大根蒔き 入日の山も 影落す       斎藤 準之助(じゅんのすけ)
新生姜(しんしょうが) 笊(ざる)山盛りの 御裾分け  
                              成田 真啓(まさひろ)
丹後路や 浪音高く 稲実る            中里 武子(たけこ)
 
編集後記   井上 進(すすむ)
 先日、栄混声合唱団のご厚意により、視覚障害者の皆さんと定期演奏会を聴きに行ってきました。当日は山田耕筰の童謡集、目の見えないゆきやなぎれいさんの詩「深き淵より」、それにモーツアルトのミサ曲が演奏されました。それぞれすばらしいものでしたが、特にゆきやなぎさんの曲は、事前に歌詞をいただき、また、障害者の皆さんも拡大コピーや点字での歌詞をお渡ししていたこともあって、歌の意味も良く理解でき、しみじみと心にしみるひとときを過ごすことができました。機会を与えていただいた関係者の皆様にお礼申し上げると共に、これからも皆で楽しめる催しができるといいなと思った次第です。